夏目漱石「キンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキン！ 」

互いに剣を構える。
「いくぞッ!」
「うむ」
キンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキン!
むっ、さすがは〈剣技・中級〉スキルだ。
巻き毛や小太りとは、剣速も重さも比べ物にならない。
キンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキン!
赤髪が跳び退って間合いを取った。
「ど、どういうことだ!?」
「……?」
「何で〈剣技・中級〉スキルを持つ私と、《無職》の貴様が互角に斬り合っているのかと訊いているんだ!」

夏目漱石『こころ』より抜粋

深いわ

文豪を馬鹿にし過ぎや

流石先生や

これは名文

深いなあ

ここまで陽キャだったら病気しなかったのにな

青空文庫で読んだわ

さすが

運動会の丘の上のあたりはこんな感じだったよな?

泣けるわ

やっぱ漱石って神だわ

古き良き日本文学やね

ステータスでしか描写できないのほんま哀れ

これより上手く書くことは余裕だけど、これを1から生み出すのは無理だわ

無職のところがそれっぽくさせてる

情景が脳裏に浮かぶ

文学って文章芸術なので、描写を擬音語で終わらせてしまうのはもったいない

これ城の崎にてだろ
適当言うなよ

漱石より宮沢賢治辺りが書きそう

これ三国?

吾輩は猫であるにしろ

さすがにこんな文書いたら夏目とはいえ叩かれるやろ

森鴎外が見たら、なんて言うだろうね……

キンキンアンキン

太宰の小説のネタにされそう

剣に棹させば角が立つ、兎角相手は殺しにくい
「君も生半な腕ではないやうだね、しかし私も腕力に覚えがある心算だ」

夏目漱石「(猫が)キンキンに冷えてやがるっ……!」