盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい！」

令嬢「平民の猿を連れて歩かなければならなくなるなんて」ハァ
俺(なんで俺が、こんな目に……)
令嬢「うっ」ヨロッ
俺「し、失礼いたします!」バッ
俺「大丈夫でございますか!」
令嬢「……なぜ、石のある上を歩かせたのかしら?」ギロッ
俺「えっ、し、しかし、外ですし、そういうことも……」
令嬢「……」スッ
俺「て、鉄杖……?」
ガツッ、ドゴッ
俺「うぶっ!」
俺「お、お辞めください!」
令嬢「私は、公爵家の長女よ! 私の身体に傷でもつけたら、貴方はどう償うつもりだったのかしら!」ドゴッ、ドガッ
令嬢「貧民の老婆の手でも引いているつもりだったのかしら!」
令嬢「次やったら殺してやるわ!」
俺(こ、このままだと殺される……)ハァハァ

俺(……貴族の料理はやっぱり豪華だな)
令嬢「…………」
令嬢「口許まで運んで頂戴」
俺「そ、それもですか」
令嬢「…………」イラッ
俺「い、いえ! なんでもありません!」
俺(……こんなことまでさせて、恥ずかしくないのか?)チャカチャカ
俺(こいつら平民を人間だと思ってないから、そういう感情はないのかもしれんな)
俺(お高く留まりやがって。今フォークで突いてやったら、殺せるのに……)
令嬢「早くしなさい!」
俺「はっ、はい! 何からとりましょうか!」

令嬢「……取るのは遅いわ、間違えるわ、下に落とすわ」
令嬢「最低ね」ハァ
俺「……お粗末様でした」
令嬢「全部で八回だったわね」スッ
俺「え……れ、令嬢様?」
シュンッ、バンッ
俺「おぶっ! あがっ!」

メイド「大丈夫ですか、俺さん? こんな、怪我だらけで……」
俺「気を遣ってくれてありがとうございます」
俺「これくらい平気ですよ」ハハハ
メイド「食事の時間以外令嬢様に付きっきりなのに、令嬢様の横暴で食事もまともに取れずに殴られっぱなしなんて……」
俺「……」
メイド「……大変でしょう。令嬢様は、サマエルと使用人の間で呼ばれているのですよ」
俺「それって、えっと……死の天使でしたっけ」

メイド「そうです。サマエルは、その罪によってモーセに目を潰されたのですよ」クスッ
俺「……聞かれるとまずいですよ」
メイド「このくらい、皆口にしていますよ」
メイド「それに、あの性格ですから。親族も令嬢様を遠ざけていますし、咎めて騒ぐ人はいませんよ」
俺「そんなものですか……」

またやってんのかよこのガイジ

メイド「あまりご一緒できる時間はありませんが……俺さんは丁寧で大人しくて、いい人ですね」ニコッ
俺「はは、あまり人馴れしていないだけですよ。田舎から出てきたもので」
メイド「またお時間合いましたら、お話しましょう」
俺「ええ、また……」

見てる人いる?

ゴッドなんとか

ドンッ、ドンッ
令嬢「遅い! 食事くらい、すぐに済ませなさい!」
俺「は、はい、すぐに!」
メイド「大変ですね」
メイド「妹様は、私達使用人にも優しく接してくださる、いいお方なのですが……」
俺「では、いつかまた」ドタドタ

腟ゴレーム?

またこのガイジか

令嬢「呼べばすぐ来るのね」フンッ
俺「さ、さぼっていたわけではありません」
俺「その、急いできただけで……」
令嬢「…………」スッ
俺「ひっ!」
令嬢「……まぁ、よいわ。今回は見逃してあげる」
俺(た、助かった……)

庭師になるんやろ知ってる

続き気になる人いるなら貼ります

盲目の令嬢「……結構前に見たわこれ」俺「見たわこれ」

添削してなろうにもう少しであがるから待っててくれ

令嬢「私は光を失ったけれど、その代わり、耳はとてもいいの」
俺「えっ……」
令嬢「つまらない嘘は吐かないことね」
俺「…………」ゾオッ

才能ないよ

俺「……こ、この位置で大丈夫でしょうか?」ソッ
令嬢「本当に中央なのでしょうね」
俺「……少し動かしますね」
令嬢「………」チッ
俺「ひっ!」ビクッ
俺「これで、毛布を被せて……終わりました。今日もお疲れ様でございました」
令嬢「…………」
俺(ぺっ、労いの言葉もなしかよ)

いねーよしね

つまんねえんだよカス

貼らなくていいよ!

貼らないでいいよー

続き気になる人いるので貼ります

俺(これで六時間開放される……)フウ
俺(令嬢様が起きる一時間前から横にいろって、どう考えてもおかしいよなあ)ハァ
メイド「俺さん、お勤めごくろうさまです」ニコッ
俺「メ、メイドさん! どうも……」
メイド「実は、俺さんとお話をしたいとおっしゃっている方がいまして。来てもらえませんか?」
俺「そ、そうなんですか? しかし、睡眠時間がその……」ハハ
メイド「妹様です」
俺「え、えっ!?」
メイド「いつも、一時間早いのでしょう? そちらの件も、妹様から許可を出していただけるかと」
俺「わ、わかりました。しかし、なんで俺なんかを……」

昨日完結しただろ

妹「ありがとう、メイドちゃん」ニコニコ
メイド「い、いえ!」
妹「お話するのは初めてですね。俺さん」
俺「あ、あの、なぜ、俺なんかを……」
妹「……愚姉がいつも、迷惑をかけております」ペコッ
俺「そ、そんな、とんでもないです!」
俺(め、めっちゃいい人だ! なんで令嬢様と姉妹なんだ?)

妹「私が起こしてしまったので、朝遅く出る許可を出したといえば、父も母も、姉も、余計なことは言えませんよ」
俺「ありがたいです……」
妹「本題なのですが……俺さんはとても真面目で、仕事のできる人です」
妹「ここまで文句も大きな問題ごともなく姉に仕えていられる方は、本当に少ないんです」
俺「過分な評価ですよ。……正直、俺もいつまで続けられるか自信がなくて」
妹「そうでしょう。私はそのような人が、姉の横暴で潰されるのを見たくはないのです」
俺「え……」
妹「庭師の仕事を増やして、空きを作って差し上げます。俺さんがそちらへ入れるよう、手配してあげましょう」
俺「ほっ、本当ですか!?」

令嬢「………ふーん、やっぱり嘘だったのね」
俺「!!ちっ違……」
令嬢「どうせ貴方も私を裏切って、妹の方へ行ってしまうのだわ」オヨヨ
令嬢「今晩も私は一人きり…明日も明後日も…ずっと私は一人ぼっちなのね…」シクシク
俺「ああもう!寝ます!一緒に寝ますから!泣かないでください!!!」
令嬢「あっそ。じゃ早く支度なさい」ケロッ
俺(え、演技…!?くそっ…!一杯食わされた…!やっぱり令嬢様は、令嬢様だ…!!!)

最強のふたなり

妹「今の仕事だと、まともに故郷にも帰れない上に、何の自由もありません」
妹「庭師の仕事も楽だとは言いませんが、今よりはきっとマシですよ。昼の食事も抜けられますし、お菓子の時間も設けております」
妹「夕食の頃にはその日の仕事はお終いです」
俺「め、女神様……!」
メイド「よかったですね、俺さん」ニコッ
妹「一週間ほど、どうにか堪えてください。その間に進めてみせます」
俺「ありがとうございます!」

なんJリバイバル劇場

令嬢「……何を考えているの?」
令嬢「いつも、六時前にはここで待っているのではなくて?」イライラ
俺(こういう日に限って早起きなんだよなあ)ハァ
令嬢「抜けていたわけではないわね。五時にもいなかったもの」
俺(……ほ、本当、こういう日に限って)
俺「じ、実は他の使用人が倒れたらしくて、穴埋めに入っておりました」
俺「妹様より、許可はいただいております」
令嬢「……お前は」
俺「…………」
令嬢「お前は私の世話係なのに、妹の言うことを聞くのね」
俺(ば、バレてる!? いや、そんなはずは……)ドキッ
令嬢「早く連れて歩きなさい」
俺「はっ、はい!」

つまんね

昨日も見たわ

―三日後の夜―
妹「明日には父に提案できそうです」ニコニコ
俺「ありがとうございます!」
メイド「よかったですね、俺さん!」
妹「これであの腐れ女と離れられて、さぞ嬉しいことでしょう」ニマァ
俺「……あ、姉なのでしょう? そこまで言わなくても……」

なんか普段きつい仕事やってるからこんな妄想で憂さ晴らしてるんだろうなあって思ってしまって読むのが辛いSSやね

妹「元々嫌いだったのですよ。目が見えなくなる前から、高慢で、我が儘で」
妹「その癖に天才肌で、美人で……散々甘やかされて、人の気持ちなど考えたこともないというような、そういう女でした」
俺「は、ははは……」
妹「私も姉の尻拭いをさせられ、その上に姉と比べられ、お前はダメだとよく言われたものです」
俺「…………」
妹「そうしたら……フフッ、目が見えなくなって、あのザマで……!」
妹「ずっと何かに怯えてるみたいに、周囲の物に必死に当たり散らして、ああ、お可愛いことで」フフッ
妹「元々捻じ曲がっていた性格が、ああも悪化するなんて!」
妹「そのうち、捻じ切れてしまうかもしれませんね。なんて」

みてr

妹「サマエルとはよく言ったものですよ、フフ」
妹「神様が見ていたのでしょう。あの性悪から、視力を奪っていったのです」
俺「…………」
メイド「本当、苦労かけられましたよね俺さん」
メイド「先に俺さんが死んじゃうんじゃないかと、ずっとハラハラしていました」
俺「……お、俺は……」
俺「…………」
俺(情なんてないだろ……! あんな奴……!)
妹「どうしました?」
俺「お願いします……庭師の仕事、お願いします!」
妹「フフフ……」ニコニコ
俺(……本当に、よかったのか?)ギュッ

盲目の令嬢「……私を待たせて、何様のつもりかしら?」イライラ
盲目の令嬢「本当に使えないわね」
俺「申し訳ございませんお嬢様」
盲目の令嬢「次からしっかり……」
俺「明日からは、別の人が世話係になりましたので」
盲目の令嬢「え……?」
俺「もう鈍くて覚えの悪い俺に苛立つこともありませんよ、よかったですね」
盲目の令嬢「え……? あ、え……?」
俺「そういうことですから……」
盲目の令嬢「あ……」ツウ
盲目の令嬢「ち、違う……これ、涙じゃなくて……あ……」

みてるぞ

春琴抄かな

俺「今日が、最後ですから……」
俺「よかったですね、お嬢様」
盲目の令嬢「……そう、そういうこと」
盲目の令嬢「やっぱり貴方も妹についたのね」
俺「……なんですか?」
俺「せ、責めたかったら、責めればいいだろ!」
俺「男の俺が世話係をするのは、不都合だし……お嬢様もせいせいするだろ!」
盲目の令嬢「…………」
俺(チッ、今日に限って大人しいのか。調子が狂う)

父親「俺君、ご苦労。この食事が終われば、君には庭師に入ってもらう。先輩から学んでしっかりやってくれ」
妹「休憩も取れるようになりましたから、無茶はなさらないでくださいね。時間が合えば、一緒にお茶でも飲みましょう」ニコニコ
俺「はい……」
メイド「よかったですね、俺さん! これまで本当に大変そうでしたから……。妹様に感謝しましょうね!」グッ
俺「……」
盲目の令嬢「…………」ポツン
俺「……食べ終わりましたか?」
盲目の令嬢「……まだ、残ってるでしょ」
俺「……いえ、全然お食べにならなかったので。それは失礼を」

はよ

メイド2「次からは、私が令嬢様のお世話をさせていただきます……」ペコペコ
俺「……ああ、頼む」
俺「一通りは教えてあるが、わからないことがあったら聞いてくれ。令嬢様は目が見えないから、彼女でも把握していないことが多い」
メイド2「は、はい!」
盲目の令嬢「……」
俺「……一言くらい責めたらどうだ? 可愛げのない」
盲目の令嬢「どうでもいいもの。どうせ、すぐどこかに行くと思っていたわ。妹の手引きだったのは心外だけど」
俺「……そうか、じゃあ」
盲目の令嬢「あ、ま、待って……」ガシッ

盲目の令嬢(愛子様)

今日は続いてるやんがんばれ

レスバしないの偉いぞ
応援してるからな

はよはよ

ここからレスバが始まります

続き気になる人いる?
いるなら貼るけど

あくはれ

メイド2「次からは、私が令嬢様のお世話をさせていただきます……」ペコペコ
俺「……ああ、頼む」
俺「一通りは教えてあるが、わからないことがあったら聞いてくれ。令嬢様は目が見えないから、彼女でも把握していないことが多い」
メイド2「は、はい!」
盲目の令嬢「うるさいですね……」
俺「……一言くらい責めたらどうだ? 可愛げのない」
盲目の令嬢「うるさいですね…」
俺「……そうか、じゃあ」
盲目の令嬢「うるさいですね……」ガシッ

はってクレメンス

あく全部ハレ

テンポが悪すぎないか?

あくしろ

なんJでしか晒す根性ねえのか

メイド2て

あくしろおおおおおおおおおお

続きはないから煽りレスに丁寧に噛みついていくぞ

もうええわほな

トッモ「そりゃありがたいけど…それとその格好は結びつかんだろーが!」
ワイ「そう?家事といえばメイドさんやんw ほら、ワイ形から入るタイプやしw」
ワイ「それにトッモこういうの好きやろw(クルッとターンしてスカートヒラヒラ)
トッモ「えっ…それは…///」
ワイ「www赤くなってるしw」
トッモ「っ…!赤くなってねーよ!!(ドキドキ)」

またレスバか?
次やったらもう応援しないって言ったからな
アルファポリスのレビューも評価も消すぞ

同時上映やんけ!

終わりか?

なんか昨日と違うぞ

ワイ「ふぅ。あとはこのグラスだけか。」
ワイ(あ、このグラス…トッモとふたりで旅行行った時に一緒に買ったやつ…)
ワイ(使ってくれてるんだ…ふふ)
ワイ「も〜、一人暮らしなんだからもっとこまめに洗えよなー、まったく///」
ワイ「よし、あとはゆすいでっと…あっ!ツルッ ガシャーン!」

イッチの代わりに続き貼るで

俺「れ、令嬢様!!!」
令嬢「…何かしら?大声を上げて…つまらない用事なら聞かないわよ」
俺「………」
令嬢「………」
俺「…実は…妹様より、庭師の仕事に移らないか、と」
令嬢「………」
俺「つまり、令嬢様の使用人を辞めないか、というご提案をいただきました」
令嬢「………」
令嬢「…それで?」
俺「俺は…」
令嬢「………」
俺「俺は、使用人を辞める!!!!!!!!!!!」

トッモ「どした!?」
ワイ「トッモ…ごめん、このグラス、割れちゃった…」
ワイ「ごめん…せっかく一緒に買ったやつなのに…(ウルウル」
トッモ「あっバカ!破片さわるな!!」
トッモ「手見せて…よかった、怪我はないみたいだな…(ホッ」
ワイ「トッモ…///」
トッモ「割れちまったもんはしょうがねえよ。それに同じやつ買いにまた一緒に行けるし」ヘヘッ
ワイ「……///(キュンキュン)」

令嬢「………」
令嬢「そう、なら───」
俺「つもりでいました!!!!!!!!!!!!!!!!!」ドン!!!
令嬢「…!!?」
俺「でも、そんなことを考えた俺がバカだった!!!」
俺「俺は、この屋敷に来た日に誓ったのです!令嬢様にこの身を捧げると!!!」
令嬢「…!」
俺「朝から晩までこき使われても!
杖で叩かれても!
『なんと言われようとも』!!!」
俺「………俺のご主人様は、貴女一人なんです」
令嬢「………」
俺「………先ほど、令嬢様への悪口を聞きました」
俺「…不思議と、腹が立った俺がいたんです」
俺「俺は、貴女の孤独を知っています」
俺「………もう絶対、一人にしません」

令嬢「………」
俺「………」
令嬢「………」
俺「………」ダラダラ
俺(やっべぇ!感情に任せてとんでもないことを口走った気がする!10回は殴られる!!!)
令嬢「………」スッ
俺「!」ビクッ
令嬢「………こっちに来なさい」
俺「…へ?」
令嬢「いいから来なさい!!!」
俺「はっはい!!!」ススス
令嬢「………」
俺「………あっ、あの、寄りましたが…」
令嬢「………もっと!」
俺「ハイッ!」スス
令嬢「もっとよ!!!」
俺「こ、これ以上は!お身体に触れてしまいま───」

いやこれ偽物か
本物だったらお前の応援はもうしない

令嬢「………」ギュッ
俺(!!!!!!!!!!????)
俺(あの令嬢様に抱きつかれている………!?)
俺(と、というか令嬢様のお身体…やわらかい////色々とまずい部分も当たってるし////)
令嬢「………温かい…」
俺「…!!!令嬢様…」
令嬢「………先程の言葉をもう一度言いなさい」
俺「…??? これ以上はお身体に触れてしま…」
令嬢「その前よ!!!」バシッ
俺「うぶっ!………え、えーと………」
俺「もう絶対、一人にしません???」
俺(は、歯が浮きそうなセリフだ///)
令嬢「………言質取ったから」
俺「へっ?」
令嬢「言質!!!取ったから!!!」
俺「ひゃいっ!!!」
俺(き、今日の令嬢様…なんだか可愛らしいな///)

俺「れ、令嬢様!!!」
令嬢「…何かしら?大声を上げて…つまらない用事なら聞かないわよ」
俺「………」
令嬢「うるさいですね………」
俺「…実は…妹様より、庭師の仕事に移らないか、と」
令嬢「うるさいですね………」
俺「つまり、令嬢様の使用人を辞めないか、というご提案をいただきました」
令嬢「うるさいですね………」
令嬢「…それで?」
俺「俺は…」
令嬢「うるさい………」
俺「俺は、サラリーマンを辞める!!!!!!!!!!!」

〜トッモの部屋〜
ワイ「洗い物はすんだし、次はなにしよっか」
トッモ「ん〜…掃除はこないだしたし…って、別に俺はご奉仕とか頼んでねーけど…」
ワイ「もうこんな時間だし、ごはんつくるね」
トッモ「また食器割るなよ〜(ニヤニヤ)
ワイ「わかってる!…あ、けどまた割ったらまたトッモに心配してもらえるならありかも?」
トッモ「次割ったら殴る」
ワイ「も〜いじわる笑」

人気になりたいんや

春琴抄超えたな

───ベッドにて
俺「じゃ、じゃあ灯りを消しますね(見えない令嬢様には関係ないけど…)」スッ
令嬢「!!!はっ離れないで!!!」
俺「えっ!!?」
令嬢「このままって言ったでしょ!?…………私を抱いて寝なさい!!!」
俺「ハッハイ///」ゴソゴソ
俺(ち、違う意味に聞こえてしまう///)
令嬢「………ねぇ」
俺「………はい」
俺(許嫁としか許されない距離感だ…///)
令嬢「………本当にいいのかしら?私のところに来て…」
俺「…!!!」
令嬢「陰口を聞いたと言ったわね。私だって…良くない噂が立っていることくらい、知ってるわ。サマエルだとか何とか…」
俺「………」
令嬢「屋敷中で疎まれている私を庇ったら、お前も悪く言われるわよ」
俺「………」
令嬢「今からでも、妹に───」

なろう作品参考に読んでた時期あるけど、最初の数話は全く同じだから読まないし、変化が出てきた部分も結局読むに堪えないゴミだから読み進められない
誰が読んでるんだよあれ

あーもうめちゃくちゃだよ

ワイ「どうかな?美味しくできてるといいんだけど…(ドキドキ」
トッモ「ん〜…うん、うまい!ワイって結構料理うまいじゃん。」
ワイ「ほんと?よかった!まあトッモのことを思って作ったからね(ドヤァ」
トッモ「あー…まあそれはおいといて」
トッモ「お前自分のぶん作ってないの?」
ワイ「あー。うん。ご奉仕だし。」

ツイッターやなろうで伸びてる極論ツイートや下劣な小説を見て思うのは、一部の弱者にとって都合のいい言説や小説は「国内中の弱者」がわらわら集まってきて支持されているように見えたとしても、結局それは世間からズレた亡者共の呻き声でしかなくてそこに正しさや大衆性は存在しないということ

チュンチュン
俺(先に起きてしまった…が…)
令嬢「…zzz」
俺(令嬢様がピッタリくっついて離れない///)
令嬢「…むにゃ」
俺(なんてお可愛い寝顔なんだ///)
俺(こんな状況で手を出せないなんて…生殺しか!///)
俺(令嬢様が起きるまでなんとか堪えるしか…///)
コンコン
俺「!」
メイド「俺さん、妹様がお呼びです」
俺「…!」
俺(妹様か…昨日あんな啖呵を切ってしまったんだ…きっとご立腹だろう)ハァ
令嬢「…zzz」
俺(………すぐ戻りますから、待っていてくださいね、令嬢様)
俺「メイドさん、今行きます」ゴソゴソ

ステータススキルゲーム世界とかいう、ゲームくらいしか世界に思い入れのないアスペの共通認識の上に成り立ってるパクリシェアワールドファンタジー

トッモ「はあ?でもお前腹減ってるだろ?」
ワイ「うーん、結構空いてきちゃったかも。」
ワイ「あ、じゃあトッモのそれ一口ちょうだい♪」
トッモ「…まあいいけど。ほら」
ワイ「んーんー!(首ブンブン)そうじゃないでしょ!」
ワイ「……(目を閉じて口をあーん」

ツカツカ
メイド「…」
俺「………あのー…」
メイド「はい、俺様。」
俺「妹様はお怒りになられているのでしょうか…」
メイド「はい、とても。」
俺「!」ギクッ
メイド「妹様は、私達使用人にも優しく接してくださりますが───」
俺「ますが………?」
メイド「一度敵と定めた人間には、とことん残酷でいらっしゃる。」
俺「………!!!」
メイド「………3年前、剣術学院の卒業試合にて、妹様の対戦相手の不正行為が露見しました。………規定では禁じられている実剣を用いたのです。そのことを知った妹様は大変お怒りになりました。妹様も実剣を取り出し………対戦相手を………」
俺「………対戦相手を、どうしたんですか」
メイド「『蜂の巣』にしました。文字通りにね。」
俺「」ゾゾゾ
メイド「………こちらが妹様のお部屋にございます。中へどうぞ───」

なろう小説って作者もクソだと思って書いてそうだし、読者もクソだと思って書いてそう
出版社はプライド高い人間多いし創作に関しても俯瞰的に捉えてるから、一番ゴミだと思って刷ってるだろう
大きなシステムとなって関わった人全ての精神を腐らせる呪いのような小説

トッモ「……ったく。」
ワイ「んっ♪ほんとだ、おいし♪」
ワイじゃあ今度はワイからトッモにお返し♪はい、あーん」
トッモ「なんだよそれ…あ、あーん…(ドキドキ」
ワイ「♪おいしい?」
トッモ「さっき言っただろ…うまいよ…///」

なろう小説ってパクリでチープで何の感動もない、ただインスタントな「書くのも読むのも楽な娯楽」なんだよな
売り物にしていいのかこれ
書く人間も読む人間も刷る人間も恥だと思えよ

───妹の部屋
妹「お早う御座います、俺さん」ニコニコ
俺「え、ええ、おはようございます」(笑顔が怖い!!!)
妹「昨日は色々と…取り乱したところを見せましたね」ニコニコ
俺「いっいえ!こちらこそ度重なる無礼を…改めてここでお詫びさせてください!」
妹「そんなのいいですよ、俺さん。」ニコニコ
妹「それよりも、私の庭師になる件についてですが」ニコニコ
俺「えっ」
妹「あら?………俺さんは、庭師になるんですよね?『私の』」ニコニコ
俺「いっいえ!その件につきましては、昨日丁重にお断り申し上げたかと…」
妹「な・る・ん・で・す・よ・ね?」ニコニコ
俺(こ、怖い!蜂の巣スマイルだ!だっだけど!)
───未来永劫、お仕え申し上げます
俺(俺は!もう二度と令嬢様を悲しませたりしないと決めたんだ!)
俺「………なりません。私は、令嬢様の使用人です。これまでも………これからも。」

妹「………」
妹「………フフッ」
妹「………アーッハッハッハッハ!田舎上がりの貧乏人風情が…!この私ではなく、姉上様などに…!」
妹「…どうせ、身体でも重ね、情が移ったのでしょう!目の見えないあの女に出来ることなんてそれくらいだわ!!!」
俺「…令嬢様への侮辱はお止めください!」
妹「いいえ続けますわ!あの女はねェ、私から全てを奪ったのです!!!」
俺「…!?」
妹「勉学でも、剣術でも…私は姉上に敵わなかった!だから、周りの人間も、父上も、母上も…いつも褒めるのはあの女ばかり…!私は、寝る間も惜しまず努力していたのに…大して努力もしていないアイツが!いつもいつもいつもいつもあの女ばかり!!!」
妹「………フフッ。だからねェ…焼いてやったんですよォ、目を」
俺は、耳を疑った。
何を言ってるんだ…コイツは…?

人間は快の脳内物質が分泌される行動を取る
人によって何がそうかは積み上げてきた思考回路によって異なる
道徳、利を優先する人間はそうした回路があるから
感情のままに動く人間も、その人の脳内回路ではそれが一番心地よいため「最適解」となっている
これを理解してれば他人に苛立つことがなくなる

ちな続きは執筆中や
今週末には披露できるから楽しみにしててな

「小説家になろう」って大量にワンパターン異世界小説送り出したけど一番売れたのって結局「君の膵臓を食べたい」なんだよな
答えが出てる

ゴミみたいな話を書くななろうでやれ

俺はイッチのTwitterの内容を貼ってるだけだぞ

たまに「なろうテンプレじゃない小説です!」とか、「なろうテンプレと違ってちゃんと苦難のある小説です!」とかがアピールポイントになると思ってる作者がいるよな
それ情報量ほぼゼロだから
別になろうテンプレ以外の小説も毎日大量にネットに投稿されてるわけで
嫌いなものより好きなものを書けと

物書き志望に多いんやが、楽しませようと意図してない作品が面白いわけないやんけ
恋人作るのと一緒や
相手を幸せにしてやろうとか騙してやろうという気概がないやつが人とうまくやれるわけがない

【小説家になろうで上がる方法】
・ヒロインと敵とモブに毎回主人公を絶賛させる
・一切苦戦させない
・格下を気持ちよく甚振れるシチュエーションを用意する
・女キャラは主人公に惚れさせる
・オリジナリティーを出さない
・後書きで評価ポイント乞食をする

俺は無我夢中で妹様に飛びかかかっていた。しかしその次の瞬間に感じたのは腹部への強烈な痛み───俺は3mほど吹き飛ばされ壁に叩きつけられていたのだった。
俺「カハッ…」
妹「あーらら。姉上に相応しい野蛮な男ですねェ。これは立派な主への反逆ですよ?」
俺「俺の主は、令嬢様だけだ…!」
妹「フフッ。そうでしたわねェ!私も…あの女の使用人なら躊躇なく殺せるわ!」バッ
俺「くっ…!」(流石は剣術学院次席卒業…!だが、やるしかない!)
メイド「お待ち下さい!」
妹・俺「!」ピタッ
妹「なぁに?メイド。返答次第では殺しますわよ?」ギロッ
メイド「妹様。この屋敷内で妹様が人を殺したとあっては、引いてはこの家の名誉に関わります。」
妹「…チッ。じゃあソイツどうするんです?」
メイド「私が殺ります。」
俺「!」
妹「…ふん。なら良いでしょう。ただし、必ず首を持ってきなさい。………フフッ。姉上が哀しむ姿を私が愉しむためにねェ!!!」
メイド「承知しました。」
俺「くっ…!」(いずれにしても戦わなくちゃいけないのか…!)

最近のなろう小説って、売上落ちてきて印税6%、六千部刷りみたいな条件のところが多いらしい
600円(定価)×六千部(部数)×6%(印税)で二十万円くらいか
まあそうなもんだわな

メイド「…………俺さん」スッ
俺「これは…木刀?なぜ敵の俺に…?」
メイド「素手の相手を叩きのめすのは、私の信条に反します。………お互い木刀で、恨みっこ無しです。」
俺「…わかった」(…といっても、田舎上がりの俺だ。剣なんて持ったこともない…使いこなせるのか…?)
メイド「…参ります。」ビュッ!
俺「………!??ぐおっ!!!」
俺(なんとかメイドさんの攻撃を弾いたが…!なんて重い剣なんだ!)
メイド「…手は抜きませんよ。」ビュッ!ビュッ!
俺「くっ…!ぐ…!」キン!キン!
俺(なんという高速連撃!受けるのが精一杯だ…!)
メイド「…今からでも妹様に謝ってください。俺さんを殺したくありません。」ビュッ!ビュッ!
俺「くっ!………くぉんの…!!!俺は!!!令嬢様一筋だ!!!」キン!キン!
メイド「そうですか。では…!」ゴゴゴゴゴ
俺(ヤバイ!この攻撃は…!)
メイド「死んでください!」ビュン!
俺(避けられない!)
次の瞬間、脳天に衝撃が走り、俺は───

もうさ…何の捻りもない長文タイトルやめないか?
どう言い繕ってても全然理解できない
格好悪い

三行くらいで惚れるなろうチョロインって脳味噌ピンポン玉くらいしかなさそう
ああいうのの読者は対等な人間関係を求めてないんだろうな

メイド「…ですが!…俺さんの攻撃はまだ一度も当たっていません。このままだと死ぬのは貴方ですよ。」
俺「そりゃあ困るな。令嬢様が起きる前に、朝食の準備をしなきゃいけねェんだ!」スカッ!
メイド「そんな攻撃当たりませんよ!」ビュン!
俺「ぐおおおおおっ…!?」(なんて攻撃だ…でも…令嬢様の杖の方がもっと痛かった!)
メイド「ハァァァーッ!」ビュン!ビュン!ビュン!
俺(耐えてみせる…!この猛攻撃を!そして反撃の糸口を見つける!!!)

【昔の作品】
・時間を掛けてヒロインと打ち解ける
・対等な仲間
・強敵との戦い
・修行の末に力を得る
【なろう】
・三行で惚れるチョロイン
・主人公の下僕達(自称仲間)
・格下を舐めプ
・冒頭で神様から最強能力を授かる
これもう読者の脳構造が違うだろ

ドグラ・マグラみたいな作中作の物語なんか?

───半年前
俺「…令嬢様」
令嬢「…なによ。」ゴゴゴゴゴ
俺「ひぃっ!じ、実は…むかし令嬢様が、剣術学校を首席で卒業したとお聞きし…」
俺「………俺に剣を教えていただけないかと…」
令嬢「………おまえ、剣なんて持ったことないでしょ」
俺「でっでも!俺少しでも令嬢様のお役に立ちたいんです!使用人として令嬢様の身を守れるように…!」
令嬢「………はぁ。自分の身くらい自分で守れるわよ。………それに生憎だけど、私の剣は誰にも真似できないわ」
俺「えっ?」
令嬢「巷では、私の剣は………”神の一撃(ゴッド・シングル・ストライク)”と呼ばれていたわ」

ワイ「さっぱりしたねー♪」
トッモ「そりゃよかったな…」
ワイ「トッモ、なんか顔赤いかも。もしかしてのぼせちゃった?(おでこピトー」
トッモ「い、いや、だいじょうぶだから!(ドキドキ」
ワイ「? ならいいけど…」

「小説家になろう」ってほぼ完パクみたいな小説が普通に許されてるのってヤバくないか?
共通認識の世界じゃねえよ
世界構築できないしする気もないならハイファンタジー書くなよ

ワイの続き書いてるやついるけど、ただのなろうに成り下がってるから魅力がない
ワイが描きたいものを理解出来てないんやなって…

令嬢「重さも速さも…全て一撃に乗せる」
令嬢「これが庶民にはできないのよ」
俺「えっ、何でですか?」
令嬢「…はぁ。鈍いわね」
令嬢「………普通の剣士は、相手の反撃を想定して、二撃目、三撃目を放てるように力を抑えるのよ」
令嬢「一撃に全て乗せたら、反撃されたとき丸腰でしょう?」
令嬢「………つまり、相手を確実に殺れる算段があって、初めて放つことが許される一撃」
令嬢「要するに、お前みたいな素人には一生無理ってことね。」
俺「そ、そんな…」ガーン
令嬢「………まぁ、もしも、万が一、億が一にでも、お前が私と同じ………”持って生まれた”人間ならば、放てるかもしれないケド。」
令嬢「………それよりもお前はまずそのだらしない身体をなんとかしなさい!私だって身体の鍛練くらいはしていたのよ!お前に剣の稽古なんて千年早いわ!!!」ビシッ!
俺「ひぃっ!」

「小説家になろう」ってぶっちゃけ衰退が進んでるよな
アニメ化いっぱい出たけど結局まともに売れたの、初期にアニメ化したオバロとこのすばとリゼロだけだし
焼き直しばっかりだから流石に皆飽きたのか
新シリーズの売り上げも急落してきてるらしいから、異世界ブームもそろそろ終わりか

───妹の部屋
俺「はぁ、はぁ…」ボタボタ
メイド「はぁ、はぁ、いい加減…死んでくださいよ…俺さん。」
俺「さっきも言っただろ…!俺は令嬢様と生きるってな…!」
俺(とはいえもう身体も限界だ…!メイドさんの高速連撃を見よう見まねで真似しようとしたけど…)
俺(結果はダメだった。やはり稽古なしで連撃剣術は使えないんだ。となると俺の中に残った選択肢はたった1つ!)
俺「 “神の一撃(ゴッド・シングル・ストライク)” 」
メイド「!その名前は…。」
俺「俺が令嬢様から教わった…唯一の技だ!これで決着をつけさせてもらう!」
メイド「…面白いことを言いますね、俺さん。貴方に天才の技が使えますか。」
俺「やってみなくちゃ、分からないだろ…!」ゴゴゴゴゴ
メイド(俺さんの纏う空気が変わった…!恐らくこれが最後の打ち合い…!)
メイド「…受けて立ちます。」

因みにこれがワイのボイロで造ったヤンデレシチュエーションボイスや
こっちも聞いてくれ
頼むやで
こういうの好きで自作したかったんやが、思ったより伸びへんかった
でもこのSS楽しんでくれた奴やったら、こっちも楽しんでもらえると思う
盲目の令嬢のシチュエーションボイスもその内投稿するで
https://www.youtube.com/channel/UCFOqe25IbZUWHCjuu4OqIsw

そしてこっちがツイッターや
フォローもよろしく
https://twitter.com/dourakudokei

───おやすみ。
あの人の声が響く。脳が熱くなり、思考が加速する。
───温かい。
あの人の温もりを思い出し、剣を握る手に力が籠る。
俺は…あの人と…令嬢様との日常を守るために…この一撃を振るんだ!
絶対に…負けられない!!!!!!
俺「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ズバンッ!!!!!!!!!!!!!!

ワイ「じゃあ今日最後のご奉仕にマッサージしちゃいまーす♪」
トッモ「も、もういいよー…」
ワイ「いいからいいから♪こう見えて結構うまいんだよ?(フフン」
トッモ「……(ベッドにうつ伏せに寝転がり」
ワイ「んしょ、んしょ…トッモ、結構凝ってるね…気持ちいい?」
トッモ「あーー…ほんとに気持ちぃ……」
ワイ「……あー、結構力入れてやってたからなんか疲れちゃった(ドサッ」
トッモ「…さんきゅ、きもちよかった」
ワイ「…ん」

俺「………」
メイド「………」
俺「………」
メイド「………かはっ…」
俺「俺の………俺と令嬢様の勝ちだ、メイドさん」
メイド「………ありし日に見た───令嬢様の”神の一撃(ゴッド・シングル・ストライク)”に、そっくり、でした、よ………。」バタリ
俺へ最上級の賛辞を送ったメイドさんは、その場で倒れた。
俺「はぁ、はぁ…令嬢様、今、行きま…す…」バタリ
しかし、俺も…身体へのダメージが限界を迎え───意識を手放した。

ベッドで寝転がりながら向かい合うワイとトッモ
トッモ「…お前さぁ、ほかのやつにもこういうことしてるん?」
ワイ「…んー?こういうことって?」
トッモ「その…女装して家押しかけたりとか…お前ケンモんちとかにもよく行ってるだろ」
ワイ「あー……してたら嫌?」
トッモ「嫌っていうか…そんなことないけど……」
ワイ「ほんとにぃ〜?じゃあなんでそんなこと聞くの?(ニヤニヤ」
トッモ「……」
ワイ「…ふふ、大丈夫!トッモにしか見せてないよ♪」
トッモ「…もっと警戒してくれ」