ガチで面白い純文学ってある？

純文学はイキってちょっと読んだけど芥川はガチでつまらん芸術至上主義らしく大衆に迎合しなかったから当たり前やが
蜜柑とかトロッコとか芥川らしくない作品は面白い

>>15
蜜柑好き
トロッコの他におもろい作品ある?

銀河鉄道の夜って純文学になるのか?

>>19
十分なるやろ
ジョバンニとか出てくる作品やろ
違ったかな

武者小路実篤を名前だけで読まず嫌いしたらあかんで
おもろいから

>>25
友情は脳破壊の先駆けだとおもっとる

賞金で風俗行けるんで嬉しい
言うてたおっさんのも純文学なん?私小説なのはわかるが

>>39
逆に私小説でエンタメって存在するか?

中二病の時にカミュの異邦人とか読んでホーとか思ってたけどあれ意味分かんないよな
太陽が眩しかったから殺したってなんだよ

>>41
あれは主人公の行動をまず「主人公視点」で描写して
その後全く同じ事を「証人視点・裁判官視点」で描き、同じ行動を別の角度から眺めたら全然違う物が見えてくる的な
あの作品の肝はそういう部分やないのか

>>41
ママンの件でも分かるとおりムルソーは死に対しての興味、感傷が極端に薄い人間
裁判では正当防衛でありながら数発打ち込んだ残虐性を問われるけどムルソーにとっては1発も数発も変わらない
ムルソーはそれがおかしいことだと気が付かない、分からないから混乱し太陽のせいにした
ママンが死んだ時に涙を流さなかかったことも問題とされるけどムルソーにとっては同じ理由で別におかしなことじゃない
社会的な常識の範囲で括れない人間からすれば社会そのものが不条理
みたいな解釈してたわ

太宰治も正直つまらんわ
でも女生徒とか斜陽とか所々泣きそうになるエッセイやけど富嶽百景とかヤバかった

>>42
つまらんか?
ワイ文章自体がめっちゃ好きやわ
人間失格とメロスは嫌いやが

芥川賞って純文学なん?
ワイ村田沙耶香めっちゃ好きなんやけどこれはどつち?

>>78
現代で純文学か大衆小説かの基準はどこから出版されたかというレーベルの問題やと思うで
その観点で見るならコンビニ人間は純文学だし村田沙耶香は純文学の作家さんやろな
横光利一の純粋小説論に純文学の定義が書かれてあったけどたしか純文学は感傷性を廃したものであって昔の純文学はたぶん滅んだ

なんか名作らしいジョンレノン対火星人はワイには意味不明で面白くなかったわ

>>120
さようならギャングたちは名作でいいと思うけどジョンレノン対火星人は諸説あるやろ

現代の純文学系作家のレベルが低いと感じるとしたら題材が身近で分かりやすいからってだけのことだと思う

>>121
これは少しあるかもしれん
あと古めかしい言葉遣いだとそれだけで少し高尚な気がしてしまう

純文学の映画化で面白かった試しないし純文学小説もつまらないような気がする

>>126
小説にしか出来ない表現を模索するのが純文学だし映画化したときに面白さが抜け落ちるのはしゃーない

「推し、燃ゆ」とかビビるくらいおもんなかったけどあれは玄人の間ではどういう評価なんや?

>>127
文章は純文学とは思えないくらいライトだけど作品の迫力はすごいと思った
歳下やけどああいう人のことを才能があるって言うんやろなぁって感じ

山上の大平とかおもろいで

>>134
太平やオオヒラちゃうで

現代の作家は何があかんの?
明治の文豪とか三島と何が違うのかよくわからん

>>143
現代は他に娯楽がたくさんあるからや

>>143
現代やと時代背景があまり好きやないな

>>143
ワイは文章どうこうやなくて書きたいテーマに対する分解と理解と再構築が足りてないと思う
単純な知識不足もあると思うし作家が深くまで潜り込んでいってる感がない

今の純文学の新人賞や雑誌はフェミやパヨク物が多すぎる
純文学とはリベラルだ、とまで言っている奴がいたな
何と言うか、純文学から自由さを感じないんだわ

>>146
思想として男尊女卑や愛国は既存のものやからな
新思潮というか新しいものに価値を見いだされるのはしゃーないというか
評価する側に「新しいものを正しく評価できるアテクシw」という選民意識がないとは言わんが

こうあるべき
こうでなきゃいかん
って口やかましいおっさんたちで権威を保たなしゃーないから自由はないわな

>>155
そうは言っても実態は何よりも自由なのが純文学なんだけどね
逆にエンタメの場で保坂和志とか高橋源一郎みたいなのは許されないわけで

異邦人の主人公は一種のニヒリストというか
人生の無意味さを悟ってる人間なんや
だけど必ずしも人生に絶望してるってわけでもなくて
母の死とか出世とか結婚とか一般社会で大切とされていることに価値を見出さないかわりに
瞬間瞬間の太陽の輝きとか海の煌めきの美しさを愛する人間やったんや
当然そうした彼の生き方は他の人間にとっては「異邦人」でしかないわけで
ムルソーは「母親の葬儀で涙を流さなかった異常者」として死刑にされるわけや

>>164
フランス語の題名のl’étrangerは外国人って意味もあるけど、異質な人って意味もあるからな

ロシア文学面白いって聞くけどどうなん?

>>166
ワイは大好きやで
求める文学像はロシア文学や
きっと雪で外出出来ないから悶々と考え続ける時間が多いからやないかと睨んでる

>>166
面白いのとつまらないのの差が激しい

>>166
罪と罰はデスノートみたいでおもろいで

あと読み終わったときに達成感がある
キャラクターの名前は覚えられん

純文学の定義がわからんわ
現代文学までいくとストーリーさえないのがある言う話やし

>>177
小説というものの中で、非大衆文学的なものというか、筋や表現に俗受けやケレン味を廃したものというか
要するにジャンル分けでなので、そのことに厳密になろうとすることは生産的ではないわね

夏子の冒険

>>181
これ好き、ヒグマ怖い

いや現代文学は別に戦後になってそこまでパワーダウンしたとかは無いやろ
日本で戦後ゴミになったのは詩やろ、歌謡曲の方がレベル高いってなんやねん

>>185
確かに現代の詩は最悪や

>>185
活字や詩に向かっていたパワーがラジオやレコード、そしてテレビというメディアの進化でその進化に適応するかたちを取ったんであって時代が変わったんやからしゃーないやろって話や
谷川俊太郎だって詩を書くけど収入はコピーライターとしてのほうが多いやろと

>>185
谷川俊太郎以外知らんもんな
詩は短歌や俳句に才能が吸収されるんやろ

日野啓三も良い

>>187
夢の島が好き

夏目漱石って純文学としては正直微妙じゃね?
芥川や三島と並ぶほどではないと思う

>>200
漱石はかなりエンタメに寄ってるよな
ただ彼が扱ったテーマへの言葉を使ったアプローチはやはり純文学と言うしかないんやないか

>>200
どうしてそう思ったのか分からないけど確かその2人より論文も多いしめちゃくちゃ評価されてるで

罪と罰は100分de名著傍らに格闘したけどこれって邪道ですか?
カラマーゾフも薔薇の名前も同じく

>>206
解説本片手にでも全部読んだならええんちゃう👌

今の小説を時代の篩にかけて100年後にも残ってるやつが純文や!みたいなこと言ってた人なら知ってる
でも実際そんな感じちゃうか?

>>214
永沢さんやろ?

純文学と普通の小説の違いなんや?

>>220
それについて書かれた論文が山ほどあるから一言ではとても言えない

大江健三郎ってノーベル賞取るほどなのか?
英語で書いたからみたいなところあるだろ

>>221
ノーベル賞は海外評論家とのコネ勝負みたいなところもあるし多少はね