夏もピークだしすっげー怖い話するよ

毛布用意してね

もはや涼しい

ある「町の外れ」にかなちゃんとその家族が住んでいました
お母さん お父さん おじいちゃん おばあちゃん かなちゃんの5人暮らし
毎日楽しく暮らしていました

そんなある日おじいちゃんはかなちゃんを呼び出しこう言いました
「おじいちゃん、もうそんなに長くないんだ」

かなちゃんはすごくショックを受けました
おじいちゃんは間髪入れず
「おじいちゃんが死んじゃったら、悲しんでくれる?」
かなちゃんは悲しそうな顔をしましたが
「うん」と一言

それから1年
ある夏の日、おじいちゃんは亡くなってしまいました
家族は悲しみました
家族は悲しみに包まれました

かなしんでくれるかい?で死ぬやつおらんやろ

もう怖い

しかし一番悲しんでいたのはかなちゃんでした
おじいちゃんが大好きだったかなちゃん
まだ幼いのにおじいちゃんとたくさん思い出を作りたかったのに、と

家族はかなちゃんをそっとしておいてあげることにしました

怖すぎる…死人が出てる…

いやー怖かったです

翌日、朝一番に目を覚ました父親が
おばあちゃんにいいます
「かあちゃんとかながいない」と

( ́;ω;`)ウッ…
つタオルケットと

慌てて探します
しかしここは町外れのお家
周りに助けを求めるなどできず
二人きりであてもなく探すことになります

必死になって探します
時間も忘れ必死に探します
しかしお父さんは気づきます
「ばあちゃんはどこを探しに行ったのだろうか」

二世帯住宅だ…
迫りくる介護が怖い…

お父さんは最悪の事態を想像してしまいます
まさか、と居間へ戻るとそこには諦めて意気消沈したおばあちゃんの姿が

お父さんは少しほっとします
「どうしたんだよ、かあさん 一緒に探してくれよ…」

もう冬だぞ

ばあちゃんは呆けた顔で言います
「もうだめかもわからんね」

おばあちゃんはもういい歳です
体が言うことを聞かず
体力切れで座りこんでいました

お父さんは仕方なく一人で探すことになります
どこ行っんだ、帰ってきてくれ、一人にしないでくれ、と

何時間も
何十時間も
何日も
何十日も
何週間も
何十週間も

数年たち、父親は諦めていました
そんななか一通の手紙が届きます

長すぎる時間だ…恐ろしい…

きれいな包に「ごめんなさい」と
開いてみると、つらつらと何かが書かれていました

父親にはわかりました
「これは、かなの字だ」と

ではここからは俺が
3年前くらいかな
俺は一人で大阪の西成に行くことにした

「お父さんごめんなさい 私は駆け落ちしました 元気でやってます お父さんも元気していてください」

こわ

お父さんは安堵と怒りが込み上げてきました
一人ぼっちになってしまったお父さん

ただお金がなくてね
バイトする気力も無かったからなんとかしようと親に相談したんだ

しかし一件落着したのも事実
空を見上げ、お父さんはいいます

「かなしいかな」

もちろん親は反対した
すでに80万ほど借りてたからだと思う

SHINGO☆西成げとーよっよっよっ

でも俺はどうしても行きたくて考えた
借りれないなら取ればよくね?

うわぁ複数の話が同時に進行している!!
これでは脳が混乱するじゃないか!!わぁあああ!!

それで俺は夜中にこっそり親のカードを取りに行く計画を立てた

かなしいかな
の時点でこっちの話は終わってんの

そして決行した
カードは簡単に見つかり急いでATMに

4桁の番号は事前に把握してたので出せるだけ出して急いで帰宅した

実は俺…夏休み中一歩外に出なかった…

また一つの物語が終わってしまった…
世界の終局だ!恐ろしくて眠れない!

かな死んでくれるって元ネタなんなの?
なんだか変に覚えてたんだよね

ばあさんはどうなったんや
かあちゃんはどうなったんや

逃げるなよ?

わけがわからないよ

これ読んだ方がいい?