大卒野手の10年目時点の通算成績調べてみた

現役最強打者筆頭の柳田が10年目のシーズンを終えたので大卒2000安打以上の打者+αの
10年目までの通算成績
11年目以降の通算成績
を調べてみた。
なお大卒と言いながら大卒→社会人の選手も何人かいるのは勘弁を。
ランキングではないのでそのへんは緩くしてる。

金本知憲(1992〜2001)
10年:打率0.288 OPS0.918(1044試合1031安打215本*624点115盗)
後半:打率0.282 OPS0.861(1534試合1508安打261本*897点*52盗)※11年
通算:打率0.285 OPS0.884(2578試合2539安打476本1521点167盗)
まずは金本。11年目以降のほうが数字積み上げてるけど打率・OPSは下がっている。

なんでだよ

稲葉篤紀(1995〜2004)
10年:打率0.284 OPS0.796(1023試合*972安打122本*437点*46盗)
後半:打率0.288 OPS0.810(1190試合1195安打139本*613点*28盗)※10年
通算:打率0.286 OPS0.804(2213試合2167安打261本1050点*74盗)
10年目終了時点より通算のほうが打率、OPSが高く本塁打・打点も11年目以降のほうが多い。

和田一浩(1997〜2006)※社会人経由
10年:打率0.317 OPS0.955(*820試合*874安打159本*494点*45盗)
後半:打率0.293 OPS0.848(1148試合1176安打160本*587点*31盗)※9年
通算:打率0.303 OPS0.892(1968試合2050安打319本1081点*76盗)
前半5年間は通算149安打。
レギュラーに定着した後半5年間通算は725安打27.8本84.6打点と頭角を現している。

落合博満(1979〜1988)※社会人経由
10年:打率0.327 OPS1.062(1104試合1229安打302本*839点*44盗)
後半:打率0.295 OPS0.913(1132試合1142安打208本*725点*21盗)※10年
通算:打率0.311 OPS0.987(2236試合2371安打510本1564点*65盗)
10年目までは今の柳田以上に打ちまくってた。
大卒10年目終了時点で300本塁打超えは他に田淵幸一と長池徳士のみ。

新井貴浩(1999〜2008)
10年:打率0.281 OPS0.828(1175試合1099安打202本*633点*19盗)
後半:打率0.274 OPS0.757(1208試合1104安打117本*670点*24盗)※10年
通算:打率0.278 OPS0.792(2383試合2203安打319本1303点*43盗)
前半10年のラストの2008年から阪神。
キャリア後半も打点はしっかり稼いでいる。

井口資仁(1997〜2006)
10年:打率0.273 OPS0.809(1167試合1158安打182本*645点185盗)
後半:打率0.267 OPS0.777(1241試合1096安打113本*577点*39盗)※11年
通算:打率0.270 OPS0.793(2408試合2254安打295本1222点224盗)
前半10年のラスト2年はMLB時代
派手な成績は前半10年に集中しとるけどキャリア後半も年100安打ペースなのは流石。

山本浩二(1969〜1978)
10年:打率0.279 OPS0.868(1273試合1256安打257本*705点173盗)
後半:打率0.305 OPS0.992(1011試合1083安打279本*770点*58盗)※8年
通算:打率0.290 OPS0.923(2284試合2339安打536本1475点231盗)
キャリア後半で年平均34.8本塁打、OPS1は近い化け物。

宮本慎也(1995〜2004)※社会人経由
10年:打率0.277 OPS0.669(1100試合1069安打*31本*266点*88盗)
後半:打率0.287 OPS0.680(1061試合1064安打*31本*312点*23盗)※9年
通算:打率0.282 OPS0.674(2161試合2133安打*62本*578点111盗)
宮本も山本浩二、稲葉と同じ通算のほうが打率とOPSが高い。

クッソ見にくい
後半ってなんだよ

小久保裕紀(1994〜2003)
10年:打率0.278 OPS0.885(1140試合1157安打268本*793点*50盗)
後半:打率0.273 OPS0.808(1042試合1029安打186本*607点**8盗)※9年
通算:打率0.273 OPS0.838(2057試合2041安打413本1304点*58盗)
5年目の1998年は例の事件で8週間の出場停止&怪我が17試合出場。
10年目の2003年はシーズン前に怪我で一軍出場なしに終わっているので実質8年間の成績。

長嶋茂雄(1958〜1967)
10年:打率0.319 OPS0.964(1292試合1518安打255本*868点168盗)
後半:打率0.286 OPS0.852(*894試合*953安打189本*654点*22盗)※7年
通算:打率0.305 OPS0.919(2186試合2471安打444本1522点190盗)
10年通算打率・OPSは柳田に劣るが、この打率・OPSで年平均25本塁打86打点16盗塁の活躍を入団後10年続けるのは流石スーパースター。

阿部慎之助(2001〜2010)
10年:打率0.284 OPS0.872(1243試合1218安打248本*724点*11盗)
後半:打率0.283 OPS0.851(1039試合*914安打158本*561点**2盗)※9年
通算:打率0.284 OPS0.863(2282試合2132安打406本1285点*13盗)
統一球時代はキャリア後半。
打率、OPSはキャリア前半と後半でほとんど変わらない。

糸井嘉男(2004〜2013)
10年:打率0.302 OPS0.847(*751試合*795安打*72本*306点150盗)
後半:打率0.299 OPS0.843(*837試合*901安打*93本*419点149盗)※7年
通算:打率0.300 OPS0.845(1588試合1696安打165本*725点299盗)
プロ1年目に一軍出場ゼロは今回紹介する中で唯一。
プロ4年目に初出場。
金本、山本浩二、長嶋あたりの足もある選手もキャリア後半は盗塁がめっきり減る中、糸井だけはキャリア後半も年20盗塁ペースで積み重ねてて色々イレギュラーな存在。
なお柳田はキャリア後半でここまでの選手の安打数を残すことができれば通算2000安打を超える。

青木宣親(2004〜2013)
10年:打率0.320 OPS0.834(1290試合1605安打102本*472点214盗)
後半:打率0.297 OPS0.801(*821試合*873安打*59本*308点*54盗)※7年
通算:打率0.311 OPS0.822(2111試合2478安打161本*780点268盗)
10年のラスト2年はMLB。
青木はまだまだ数字を上積みしそうだけど日本通算2000安打まではあと296本。

古田敦也(1990〜1999)※社会人経由
10年:打率0.295 OPS0.815(1219試合1283安打127本*624点*57盗)
後半:打率0.292 OPS0.798(*789試合*814安打*90本*385点*13盗)※8年
通算:打率0.294 OPS0.808(2008試合2097安打217本1009点*70盗)

井端弘和(1998〜2007)
10年:打率0.291 OPS0.731(1064試合1169安打*38本*315点118盗)
後半:打率0.267 OPS0.666(*832試合*743安打*18本*195点*31盗)※8年
通算:打率0.281 OPS0.704(1896試合1912安打*56本*510点149盗)
井端に限らず、通算2000安打未満の大卒選手はキャリア後半もコンスタントに活躍できないと通算成績の面では厳しくなる印象。

無能が頑張っても伸びない典型

和田豊(1985〜1994)
10年:打率0.298 OPS0.719(1001試合1057安打*13本*221点*77盗)
後半:打率0.281 OPS0.700(*712試合*682安打*16本*182点*16盗)※7年
通算:打率0.291 OPS0.711(1713試合1739安打*29本*403点*93盗)

鳥谷敬(2004〜2013)
10年:打率0.282 OPS0.779(1401試合1439安打112本*604点*89盗)
後半:打率0.273 OPS0.730(*810試合*651安打*26本*224点*42盗)※7年
通算:打率0.279 OPS0.763(2211試合2090安打138本*828点131盗)
こうして見ると衰えがはっきりわかるのが悲しい。
最後の輝きを見せてほしいわ。

松田宣浩(2006〜2015)
10年:打率0.277 OPS0.803(1064試合1089安打161本*577点109盗)
後半:打率0.253 OPS0.772(*688試合*639安打126本*360点*20盗)※5年
通算:打率0.268 OPS0.791(1752試合1728安打287本*937点129盗)
あと2〜3年活躍を続けて2000本安打300本塁打1000打点を達成できるとレジェンド度が増すね。
十分狙えるだけに頑張ってほしいわ。

村田修一(2003〜2012)
10年:打率0.265 OPS0.826(1302試合1230安打263本*790点**9盗)
後半:打率0.279 OPS0.795(*651試合*635安打*97本*333点**5盗)※5年
通算:打率0.269 OPS0.816(1953試合1865安打360本1123点*14盗)
他の2000安打未達選手と比べてもキャリア後半の5年間が衰えた感じは受けない。
やっぱりもう少しできたんじゃないか感が強い。

野村謙二郎(1989〜1998)
10年:打率0.292 OPS0.784(1256試合1464安打135本*538点234盗)
後半:打率0.268 OPS0.684(*671試合*556安打*34本*227点*16盗)※7年
通算:打率0.285 OPS0.755(1927試合2020安打169本*765点250盗)
最初の10年間は3割10本25盗塁レベルの活躍だけにキャリア後半が寂しい。

谷佳知(1997〜2006)※社会人経由
10年:打率0.305 OPS0.797(1237試合1406安打*97本*552点144盗)
後半:打率0.292 OPS0.741(*651試合*522安打*36本*189点*23盗)※9年
通算:打率0.301 OPS0.781(1888試合1928安打133本*741点167盗)
最初の10年間はちょうどオリックス時代に重なる。
球界一の守備範囲を誇った選手。

田淵幸一(1969〜1978)
10年:打率0.264 OPS0.920(1141試合1016安打320本*735点*14盗)
後半:打率0.253 OPS0.850(*598試合*516安打154本*400点**4盗)※6年
通算:打率0.260 OPS0.896(1739試合1532安打474本1135点*18盗)
前半10年間は全て阪神。期間中320本塁打は歴代トップ。
キャリア後半の6年間の西武時代もHRを量産。

普通にわかるけど?

石毛宏典(1981〜1990)※社会人経由
10年:打率0.285 OPS0.831(1246試合1330安打188本*623点203盗)
後半:打率0.278 OPS0.763(*550試合*503安打*48本*224点*40盗)※6年
通算:打率0.283 OPS0.812(1796試合1833安打236本*847点243盗)
キャリア後半、最後のダイエーでの2年間は怪我→出番減少で27安打に終わっている。
怪我がなければ2000安打までやれてたんじゃないかと思う。

こういう調べ物は自己満足やからなイッチが楽しいならそれでええわ
ワイは好きやで

高木豊(1981〜1990)
10年:打率0.298 OPS0.802(1171試合1224安打*76本*391点256盗)
後半:打率0.294 OPS0.759(*457試合*492安打*12本*154点*65盗)※4年
通算:打率0.297 OPS0.789(1628試合1716安打*88本*545点321盗)
元スーパーカートリオ。
現在はYoutuberとして活躍の場を広げている。

広澤克実(1985〜1994)
10年:打率0.279 OPS0.822(1271試合1301安打228本*719点*67盗)
後半:打率0.263 OPS0.786(*622試合*435安打*78本*266点*11盗)※9年
通算:打率0.275 OPS0.812(1893試合1736安打306本*985点*78盗)
最初の10年間はヤクルト。11年目以降巨人→阪神と渡り歩く。
巨人時代に2度20本塁打を記録しているがキャリア後半は怪我などで低調に終わっている。

比べてみたとか書いてるけど選手ごとにレス分けてるならそれ比べてないよね
日本語もままならん無能が数字遊びするなよ

まず10年で縛る意味がわからんwww

ワイ(2010〜2020)
10年:打率0.485 OPS1.754(1167試合3840安打1012本*3051点1530盗)
後半:打率0.495 OPS1.777(1241試合4582安打1045本*1458点*1012盗)※11年
通算:打率0.504 OPS1.793(2408試合8042安打3054本10584点7580盗)

柳田って2000本打てるの??
じゃないと比べる意味無くない?

高橋由伸(1998〜2007)
10年:打率0.303 OPS0.894(1169試合1343安打247本*712点*22盗)
後半:打率0.258 OPS0.801(*650試合*410安打*74本*274点**7盗)※8年
通算:打率0.291 OPS0.869(1819試合1753安打321本*986点*29盗)
前半10年は長嶋にも決して引けをとらない活躍ぶり。
それだけにキャリア後半が悲しい。

原辰徳(1981〜1990)
10年:打率0.286 OPS0.906(1218試合1270安打294本*835点*68盗)
後半:打率0.258 OPS0.801(*479試合*405安打*88本*258点*14盗)※5年
通算:打率0.279 OPS0.878(1697試合1675安打382本1093点*82盗)
ONの後継者として当時すごくたたかれていたけど冷静にみると長嶋より本塁打は多いし、今回紹介する選手の中でも上位に位置していると思う。
本塁打は田淵、長池、落合に次ぎ4番目に多い。

岡田彰布(1980〜1989)
10年:打率0.287 OPS0.843(1204試合1220安打207本*671点*66盗)
後半:打率0.241 OPS0.712(*435試合*300安打*40本*165点*10盗)※6年
通算:打率0.277 OPS0.813(1639試合1520安打247本*836点*76盗)

長池徳士(1966〜1975)
10年:打率0.291 OPS0.918(1172試合1225安打309本*854点*98盗)
後半:打率0.251 OPS0.715(*277試合*165安打*29本*115点**0盗)※4年
通算:打率0.285 OPS0.890(1449試合1390安打338本*969点*98盗)
昔の選手で通算がそこそこなので記憶に残りにくいけど、最初の10年の活躍は素晴らしい。

いちいちピリピリすんなや

おまけで現役大卒で10年目をすでに終えている大島と長野も紹介するで。
大島洋平(2010〜2019)
10年:打率0.286 OPS0.702(1313試合1442安打*31本*288点217盗)
後半:打率0.316 OPS0.763(*118試合*146安打**1本**30点*16盗)※1年
通算:打率0.289 OPS0.708(1431試合1588安打*32本*318点233盗)

長野久義(2010〜2019)※社会人経由
10年:打率0.285 OPS0.779(1281試合1316安打142本*520点*93盗)
後半:打率0.285 OPS0.823(**95試合**76安打*10本**42点**1盗)※1年
通算:打率0.285 OPS0.782(1376試合1392安打152本*562点*94盗)
前半10年の平均が打率.285 14本塁打52打点9盗でワイの中の長野のイメージぴったり。

秋山とかそこらへんも10年か

頑張ってるのは分かる

テーマは悪くないんだけど見づらいせいかイマイチやな
後半とかいうのと通算いらんのとちゃうか
普通にOPS、打率、ホームラン、打点でランキグン組んだ方が伸びそう

こうして見ると言うほど柳田のヒット数少なくもないな

ワイが凄すぎる

メジャーを足すのはあかんやろ
筒香秋山が糞化するようなリーグ
別格やん

ワイ選手凄すぎやろ

叩くだけって簡単だよな

0.があると微妙に見づらい