ハドラー「お前もう六魔軍団辞めろ」ワイ「え？」

ハドラー「貴様、軍団長会議の時もずっと黙ってるであろう 本当は大魔王様を信望していないのではないか?」
ワイ「そ、そんな事は..」
ハドラー「ザボエラやクロコダインからも苦情が来ているのだ、貴様がいやらしい目つきで見てくるとな」
ワイ「イヤ、ソレハソノ…」モニョモニョ
ハドラー「大体貴様は何ができるんだ?喋らないから分からんぞ」
ワイ「…..」

ワイ「でもバランさんだって欠席ばかりじゃないですか!それにザボエラさんやフレイザードだって、ヒュンケルだって….!」
ハドラー「バランは強いぞ?ザボエラは頭がいい。フレイザードやヒュンケルは…忠義に厚いからな!」
ワイ「ハハ..忠義に厚いって」
ハドラー「会議で黙ってる奴よりはよっぽどいいぞ?」
ワイ「…」

ザボエラ「なんじゃ?わしは今毒を調合するのに忙しいんじゃが」
バラン「そうか、達者でな」
ヒュンケル「まぁその方がいいだろうな」
クロコダイン「鬼岩城降りてもめげずに頑張れよ!」
ミストバーン「…」

フレイザード「あららァ?クビになっちまったのかァ?それはどうもご愁傷さまだなぁ」

こいついっつも辞めさせられてんな

ワイ「あの…」
キルバーン「ん、いたの?びっくりするから話しかけないでよ」
ワイ「俺、城降りるんで…」
キルバーン「あーはいはいお疲れ、頑張ってね」

フレイザード「ところでお前高卒だろ?今後どうするつもりなんだ?このご時世高卒じゃ普通の社会は渡っていけないぜ?」
俺「ぼちぼちフリーターでもしながら就活しますよ…せめて大学くらいは出とけばよかったなぁ…」

普通過ぎておもんないわ
やりなおし

フレイザード「そんなお前にピッタリの話があるんだが」

フレイザード「帝京平成大学はここがスゴいぞ!」

クロコダインは船降りたぞ…

ワイくんより喋らんやつおるやん

フレイザード「東京と千葉県に四つのキャンパス!!!」
ワイ「おおっ!4つも!」
ハドラー「ところで東京と千葉ってどんな場所なんだ?」
フレイザード「……こっちでいうとパプニカとベンガーナみたいなもんです」
ハドラー「そんなところに4つも拠点があるのか!すんげえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」

フレイザード「学生数、一万人以上!!!」
ワイ「一万人!?」
ハドラー「すんげえ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
フレイザード「しかも全員が精鋭だ。たぶん五指爆炎弾も効かねェだろう」
ハドラー「全員仲間にしたいな!」
フレイザード「なにいってやがンだ。大学に入れば全員仲間じゃねェか」
ハドラー「ハハハ、そうだな!」

若干滑ったな

フレイザード「創立30周年!!!」
ハドラー「30周年!?つまり30歳か! フレイザードよりずっと年上ではないか!」
フレイザード「ああ、30年も経営を続けるなんて並みの大学じゃできねェ」
フレイザード「5年、長くて10年で廃校になるのがオチだ」
ハドラー「帝京平成大学ってすげェのだな!」
フレイザード「“大学王”を目指すに相応しい大学だ」

多分アバンの使徒で作ったほうがおもろいで

他のシリーズよりみんな優しいやんけ

フレイザード「帝京魂ィ!!!」
どん!!!!!!!!!!!
ハドラー&ワイ「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!」

ファッ!?

ハドラー「フレイザード、おれも受けるぞ! 帝京平成大学!」
フレイザード「そういってくれると嬉しいですぜ」
ハドラー「そうだ!」
ハドラー「だったらどうせならみなで受けてみんか!?」
フレイザード「そりゃいいですな」
ハドラー「よーし、まずミストバーンから誘ってみるか!」

改編して滑る奴って最悪だよな
何やらせてもどんくさそう

どんどんワイさんの経歴がすごくなるのは最初のコンセプトとかけ離れていってるな

ミストバーン「帝京平成大学?」
ハドラー「ああ!」
ミストバーン「別にいいけど……私に向いてるような学科はあるの?」
フレイザード「お前は……そうだな」
フレイザード「大魔王が大好きだし、魔王軍を仮に指揮することもあるから……」
ゾロ「≪現代ライフ学部 経営マネージメント学科 経営マネージメントコース≫あたりがいいだろう」
ミストバーン「ふうん、面白そうね」
ミストバーン「分かった、私も受ける!」

クロコダイン「大学受験? いいじゃないか」
クロコダイン「だけど、おれが入れるような学部はあるのか?」
ハドラー「フレイザード、どうだ?」
フレイザード「クロコダインは百獣魔団を結成してたよな」
クロコダイン「おお、手下達は元気にしてるかな……」
フレイザード「お前は部下に好かれる性質らしいから」
フレイザード「≪現代ライフ学部 児童学科 小学校・特別支援コース≫を目指すといいだろう」
クロコダイン「よーし、がんばって勉強してみるか!」

もういいよ

ヒュンケル「大学王? ふうん、結構なことではありませんか」
ハドラー「ヒュンケル、お前も受けろ!」
ヒュンケル「かまいませんが……私が入れるような学部はあるのですか?」
フレイザード「ある」
フレイザード「お前は不死騎団団長だからな」
フレイザード「≪健康メディカル学部 健康栄養学科≫でさらにアンデッドの強化を図るといいだろう」
ヒュンケル「……悪くないですな」

長くね

ザボエラ「大学? わしも行きたいぞ! 大学行くのは夢だったんだ!」
ハドラー「じゃあ一緒に行こう!!!」
どん!
ザボエラ「わし向きの学部はあるのか?」
フレイザード「お前もヒュンケルと同じく、行くべき学部は分かりやすいな」
フレイザード「≪薬学部 薬学科≫で“最強の超魔生物”を目指せ!」
ザボエラ「そうする!」

元キャラ誰やねん

バラン「大学受験? 面白そうだな」
ハドラー「だろ!?」
バラン「それとその帝京平成大学、ソアラと同い年なのだ。親近感も湧く」
バラン「だが、息子とのコミュニケーションに関する学部はあるのか?」
フレイザード「ない」
フレイザード「だが、人間との激しい対立をくぐり抜けてきたお前なら――」
フレイザード「≪現代ライフ学部 人間文化学科 グローバルコミュニケーションコース≫がオススメだ」
フレイザード「ここで学んだ経験は、きっと息子とのコミュニケーションにも役に立つ」
バラン「子育てでは、様々な面でのコミュニケーションは欠かせないからな」

アバン「お前もうアバンの使徒降りろ」
ワイ「え?」
アバン「君は修行の時いつもサボっているじゃないか、本当は勇者になりたくないのではないですか?」
ワイ「そ、そんなことは」
アバン「マァムやレオナ姫から苦情が入っているのですよ、君がいつもいやらしい目で見てくると」
ワイ「当たり前や」

キルバーン「帝京平成大学?」
ハドラー「キルバーン、お前も受けろ!」
キルバーン「だけど僕ももういい年だよ? 手に職も持ってるし、今さら学ぶことも……」
フレイザード「学ぶのに年なんざ関係ねェだろうが!!!」
どん!!!
キルバーン「その通りだ……!」
フレイザード「お前は死神だからな。≪健康メディカル学部 医療科学科 臨床工学コース≫で」
フレイザード「医療機器について学べば、死神としてのキャリアにも必ず役立つ」
キルバーン「勉強のためにヴェルザー様のスパイも辞めてこようかな!」

ザムザ「大学受験なんて素晴らしいじゃないですか」
ハドラー「ザムザ、お前も受けろ!」
ザムザ「えぇ〜!? 私超魔生物ですけど、大丈夫なんでしょうか?」
フレイザード「平気だ」
フレイザード「お前は科学者であり造形にこだわる芸術家だから、≪現代ライフ学部 人間文化学科 メディア文化コース≫で」
フレイザード「超魔生物に対する芸術的センスをさらに磨くことができるはずだ」

ヒム「ほう、大学受験! 結構なことじゃねぇか」
ハドラー「チェスの駒から創ったばかりだけど、お前も受けろ、ヒム!」
ヒム「ええ……!? でもおれオリハルコン生命体――」
フレイザード「問題ない。オリハルコン生命体も受験できる」
ヒム「しかし、おれのみたいなのを受け入れてくれる学部があるのか?」
ヒム「お前は肉弾戦闘術の使い手……」
ゾロ「≪健康医療スポーツ学部 柔道整復学科 トレーナー・柔道整復コース≫が向いている」
ヒム「分かった……おれも受けよう!」

ハドラー「みんな受験してくれるみたいだ!」
フレイザード「魔王軍で入学するのもいいかもしれねェな」
クロコダイン「しかし……やはり帝京平成大学は入るが難しいのか?」
フレイザード「ああ……大学界の“魔王六軍団”の一つともいわれてる」
ミストバーン「ま、魔王六軍団……」
キルバーン「難関だね……」
ハドラー「未来の大学王の一味が、今から怖気づいてどうするのだ!!!」
フレイザード「その通りだ」

ハドラー「よォ〜〜〜〜〜し、みんな帝京平成大学目指すぞ!!!」
フレイザード「帝京魂ィ!!!」


オーッ!!!

なげーわ

ハドラー「極大勉強呪文!」カリカリ…
フレイザード「……」カリカリ…
ハドラー「ミストバーン、この問題分かるか?」
ミストバーン「どれどれ……」

クロコダイン「勉強ってのも案外楽しいものだな」
ヒュンケル「ああ、心なしか剣術の腕前も上がった気がする」
ザボエラ「わし、絶対薬学部に入るぞ!」
キルバーン「模試の結果はどうだった?」
ザムザ「まあまあといったところですね。なかなか骨のある模試でした」
バラン「私はA判定だったぞ」
ヒム「おおっ、流石です。おれももっと勉強しないと」

六団長が7人になっちゃってるしな

結果発表日――
フレイザード「じゃあ結果を見に行くぞ」
ミストバーン「自己採点では大丈夫だったけど、どうかしら」
ザボエラ「わし、名前書き忘れてたかもしれん……」
クロコダイン「絶対落ちてるわ、おれ……」
キルバーン「今から落ちた気分になってどうするのさ」

すごい頑張ったな

ミストバーン「やったーっ! 受かってたわ」
クロコダイン「おれもだ……これは夢ではないだろうな」
ヒュンケル「……番号があったぞ」
ザボエラ「わしも受かってたぞ! これで大学通えるんだな!」
バラン「受かっていた」
キルバーン「フッフッフ! 僕の番号もあったよ!」
ザムザ「私の番号もありました! 生きててよかったァ!」
ヒム「おれも受かってたぜ……」ホッ

ハドラー「お前もう六魔軍団辞めろ」
〜〜〜
ワイ「ダイが人間もまだ捨てたもんじゃないと教えてくれた…!」

フレイザード「どうやらみんな、受かったようだな」
ヒュンケル「ちっ、貴様も受かっていたのか」
フレイザード「……あら? そういや魔軍司令殿は?」
ミストバーン「さっき、予備校に駆け込んでったわよ」
フレイザード「!?」

ハドラー「浪人王に! おれはなる!!!」

フレイザード「まさか魔軍司令殿が落ちちまうとは……帝京平成大学のここがすごい!!!」

おしまいか?

すべってるぞ

なお軍団クビにされたのはハドラーの模様

え?普通に笑ったんだけど