客「お前俺のことナメてんだろ！？なぁオイ！」ワイ「はい！！申し訳ございません！！！」平身低頭

事実やししゃーない

ペロペロ

ワイ先輩「イッチ!謝らなくていいぞ!お客様お帰りください!」

当たり前や店員に怒鳴り散らすなんてどんだけ余裕がなく惨めな奴よ

イッチ「ワイ先輩…!(今日もかっこいい…)」

ワイ先輩「いかなる理由があろうとも従業員に声を荒げる方はお客様ではありません。出ていってください」
客「ぐぬぬ…こんな店こっちから願い下げだ!」

ワイ先輩「ふう行ったか…イッチ大丈夫か?」ニコ

心の底でをつけろ

イッチ「(ドキッ)は、はい!大丈夫です!ありがとうございました」

ワイ先輩「いるんだよなああいうの。満たされない心を店員にぶつけてスッキリするような輩が」
ワイ先輩「お前みたいな優しい奴から狙われるんだよ」

イッチ(今ワイのこと優しいって…!嬉しい!)

何勝手におっぱじめとんねん

なにか始まってて草

ワイ先輩「今度同じようなことがあったら強気に出てもいいぞ。店は従業員の味方になってくれるからな」

イッチ「は、はい!でも…性格が弱気なのでそんなことはできないかもしれません…ごめんなさい…」

ワイ先輩「ほーらまた謝る。そうやってすぐ謝るから付け込まれるんだぞ?」

イッチ「ごめんなさい!あっ…また」エヘヘ

ペロッ!?これは!女さんの文章!えちちちち

ワイ先輩「アハハ」
ワイ先輩「じゃあ今日のバイト終わり少し時間とれるか?簡単なあしらい方だけでも教えとくよ」

ん?

イッチ(ワイ先輩と二人きり…!?どうしよどうしよ!!!!)
ワイ先輩「おっし、じゃあ決まりな。後2時間頑張るべー」

あくあく

イッチ(どうしよ…今日髪型もボサボサだし昨日あんまり寝てないからクマできちゃってるよ…)
イッチ(なんで今日に限ってこうなの!?もうワイのバカバカ!)

─────二時間後

ワイ先輩「ふー!今日も疲れたな!イッチあのこと忘れてないよな!」

イッチ「わ、忘れてません!(忘れられるわけないよー……)」

ワイ先輩「よっしゃ!じゃあとりあえずワイが厄介客やるからあしらってみろ」

ワイ先輩「よう兄ちゃん!かわいい顔してんじゃねえかよ!ちょっとこっち来て一緒に飲もうや!」

イッチ「あ、あの…き、規則でそういうことはでき……できないので……」

ワイ先輩「ほらすぐおどおどする。そんなんじゃ厄介客を喜ばせるだけだろ?」

イッチ「でもどうすればいいのか分からなくて……」
ワイ先輩「うーん、たしかに一朝一夕で性格を直せるわけもないしなあ」
ワイ先輩「第一ワイはお前の優しい性格好きだからな。直されても困るわ」
ワイ先輩「じゃあこうしよう!なんかあったらすぐにワイをよべ!」

なにこれ?

イッチ「え!?いいんですか!ありがとうござい……」
イッチ(って今ワイの性格のこと好きって言った!?うそ!?うそうそうそうそ!???????)

はよ寝ろ

ワイ先輩「とりあえず解決ってことで!お疲れ〜!!!!」

ええ…

イッチ(うそうそうそうそうそうそうそうそ!!!!???????)
イッチ(うそーーーーーーーーー!????)

相手にされてなくて草

イッチ(もしかしたら…憧れのワイ先輩と付き合えるかも!?調子乗りすぎかな)テヘヘ

ワイ先輩「よしバイトも終わったし愛しの彼女に電話するか」ピピピピピピビヒ

─────次の日

なんやこれ草

イッチ(昨日あんなことがあったからウキウキでバイトに来ちゃった!)
イッチ(ん?裏口に見たことのない女の人がいるぞ?)