333377775555年、「ウホホホ・ポコの大移動」により人類が滅亡した

333377775555年、「ウホホホ・ポコの大移動」により人類が滅亡した以降の世界では神聖ゴリラ朝ウッホホ帝国の台頭により「全てはバナナにより規定される」という一元的な価値観の下で統治が成された。

帝王であるウッホホゴリラIV世が提唱したゴリラ=ウホホ=バナナの三位一体改革により工業力は飛躍的に上昇し豊かな経済力と繁栄を手にした。

しかし、ウッホホゴリラIV世は皇帝でありながらもゴリラであったために知能指数が低く、この世で頂点に位置する存在である自分がなぜ他の猿と対等の立場なのかを理解できずにいた。

ドンクライ

10点

やがて彼は神の怒りに触れて雷によって焼き殺されてしまう。彼の死と共に文明社会は崩壊し、その後のゴリラ達は原始的な生活へと戻らざるを得なくなったのだ。

(泣くのはおよし)

城島健司

【ウホ! ウホ! ウホウホッ!!】
【ウホ! ウホ! ウホホホーッ!!!】
【ウホ……? 何だ、あの黒い影は……?】

だが、ゴリラ達が原始の生活へ逆戻りすることは無かった。彼らが崇めていた存在は神などではなく、彼ら自身であったからだ。

彼らは自分達こそが唯一無二の神であり、自分たち以外の生物は全て下等な存在であることを本能的に悟っていた。それはまるで人間からサルへの進化のように、彼らの遺伝子にはその事実が深く刻み込まれていたのだ。

【ウホ!?】
【ウホホ!】
【ウホウホ!】
【ウホォー!!】
【ウホゥ~ン……】
【ウホホホホホホホ!!】
【ウホォーッ!!!】
【ウホゥ~……】

改変すんなよ

こうして、人類滅亡以後の地球上には再びゴリラ達による支配体制が築かれることとなった。彼らは自らのことを霊長類の頂点に立つ者、即ちゴリラであると認識しており、自らを「真なるゴリラ」と呼ぶようになった。

泣くのはおよしゴリラ

真なるゴリラ達はゴリラの掟に従い、自らよりも優れた能力を持つ者は同族であっても容赦なく粛清していった。その結果、かつての高度な文明は完全に滅び去り、後に残されたのはかつての面影すら感じさせない荒野だけであった。

金本

【ウホ! ウホホ!】
【ウホォーッ!!】
【ウホウホ! ウホウホウホホ!】
【ウホウホォ~ッ!!!】

だが、そんな彼等にも一つだけ変化があった。それは、知性の発達だった。真なるゴリラとして覚醒した彼等はそれまで以上に高度な思考能力を有するようになり、やがてゴリラ達の集団の中に派閥のようなものが生まれ始めた。

ゴリラ同士の争いは基本的に拳で解決される。時には武力行使だけでは事態が収拾できないこともあるが、そのような時、ゴリラ達は互いの意見を交換しあい、より良い結論を導くために話し合うことを覚えたのだ。

しかしゴリラには性別がなかった。

彼らは雌雄の区別なく妊娠することができたのだ。これはチンパンジーなどの類人猿も同様であるため、彼らの間では差別はなかった。

その代わり、ゴリラ同士の間には序列が存在した。その頂点に存在する者を便宜上『王』と呼び、それ以外のゴリラは『将軍』と呼ばれていた。

ゴリラの生態については未だ不明な点が多いものの、一般的に知られている情報によればゴリラの雄は雌を巡って争うことはしないという。

打線見ないと落ち着かない

寒い改変やな

ゴリラは知能の高さに反して性的知識は極めて乏しかった。彼らは男女間の愛情表現を知らなかったし、そもそも恋愛という概念そのものを理解していなかった。このため、ゴリラの夫婦間では雄同士が愛を語り合う姿が見られたり、時には同性のカップルが誕生することもあったと言う。

最後に、ゴリラの社会は完全な階級制であった。地位の高い者から順に「将軍」「王子」「大臣」「公爵」「侯爵」「伯爵」「子爵」「男爵」といった具合に分かれていた。

1(中) ウホ=ホ・ホ・ホ .324 4 74
2(一) ドンクライ(泣くのはおよし)・ゴリラ.308 8 86
3(三) Gorilla gorilla(ネイティヴ・ダンス) .361 40 168
4(左) ???(動物界脊椎動物門脊椎動物亜門哺乳網サル目真猿亜目峡鼻下目ヒト上科ヒト属ヒト種 金本) .001 0 0
5(捕) 城島健司 .330 34 119
6(右) ゴリリリリ・ウッホウッホ .287 25 89
7(二) スーパー・ゴリラ・キャッスル .269 25 67
8(遊) おさるのジョージ .278 21 60
9(投) ゴリラはゴリラでもゴリゴリなゴリラってバ~ナナ? 18.57 0勝104敗
333377775555年、「ウホホホ・ポコの大移動」により人類が滅亡した以降の世界では神聖ゴリラ朝ウッホホ帝国の台頭により「全てはバナナにより規定される」という一元的な価値観の下で統治が成された。
帝王であるウッホホゴリラIV世が提唱したゴリラ=ウホホ=バナナの三位一体改革により工業力は飛躍的に上昇し豊かな経済力と繁栄を手にしたゴリラ達は生き残っていた一人の人間(???)から野球という旧文化を取り入れ発展させていった。
帝国の威信をかけて結成された阪神は怪我とレフトの弱体により4位に終わり面目が潰れた皇帝グレゴリラウス=ウホ=バナナIX世は選手を処刑し「選挙権が欲しければバナナになり給え」と暴言を吐き、これに激怒した産業資本ゴリラや労働ゴリラは暴動を起こし帝政は倒れた。

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続けたまえ