怖い話するから聴いて…

これは10年ぐらい前にあった本当の話なんだけどね…

あれは真夏の8月の夜で、今日みたいに蒸し暑くてなかなか眠れない夜だったんだ

暑くてねむれないなぁ…
ちょっと気晴らしにコンビニでアイスでも買いに行くかと外に出たんだ

家からコンビニまでは500mぐらいだったから数分ですぐついたんだけど、深夜のコンビニ前に1人の人間が立ってたんだ

こんな時間に、中にも入らないで何をしてるんだろうと思ったけど声をかけずにコンビニに入って行ったんだ

それでアイスとジュースを買ってまた外に出たんだけど、まだその人が外に立っていて、誰か待ち合わせでもしてるのか?でもこんな時間に?おかしいなぁ

そう思って声をかけたんだ

ワイ「誰かと待ち合わせですか?」
そいつ「ハイ」
ワイ「中で待ったらどうですか?涼しいですよ」
そいつ「ハイ」

はいとは言ったが全く動こうとしない
ワイ「どうして入らないんですか?」
そいつ「ハイ…」

(なんだこいつ…?さっきからハイ鹿言わないじゃないか)

ワイ「どうしてさっきからハイしか言わないんですか?」
そいつ「ハイ…」
!?まさかコイツ….!?

so!彼はイクラちゃんだったんだYO!!

あーーーいとぅいまてぇーーーん!

終わりです
一応、もう一個あるけど聞きますか?

12月のクリスマスの日に雪が降ってね…
世間はホワイトクリスマスだ!なんてはしゃいでいてね

おもんな

僕は彼女も友達もいないから当然ひとりで過ごすクリぼっちだぅたんだけど

家でTVをつけてもクリスマスケーキだの恋人とデートだのくだらない番組しかやっていなかったから僕は虚しくなって近くにある海岸へ行ったんだ

深夜の海岸は静かでね…
誰もいなくて僕は楽しくなって海へ飛び込んだんだ

声をかけるなよ

真冬の海で泳いだ僕は酷く凍えていて、温まろうとライターを付けたら、一人の女性が倒れているのが見えたんだ

「だ、大丈夫ですか!?」
声をかけるが反応は、ない
「し、死んでいる…」

女性の頭部を見ると血が流れている
何かで殴られたような跡だ…

一体凶器は何を使ったんだ…?
辺りに残っているかもしれない
そう思って近くを探すと血のついた貝殻が落ちていたんだ

これが凶器に違いない

でもよく見たらチョココロネだったんだYO!!!

あーーーーーいとぅいまてぇええええんw

ご清聴ありがとうございました

一応もう一話だけあります
聞きたいですか

おもろ

次のはですよとか関係ない
完全オリジナル話です

もうちょっとウケるかと思った

深夜だし

ぬこ様おながい