田口壮さん「俺をスタメンで使ってくれ」彡(ﾟ)(ﾟ)「おかのした」

2005年8月23日
カージナルスのスタメン
1(遊)デービッド・エクスタイン
2(中)ジム・エドモンズ
3(一)アルバート・プホルス
4(左)田口壮
5(右)スコット・シーボル
6(三)アブラハム・ヌニェス
7(二)ヘクター・ルナ
8(捕)ヤディアー・モリーナ
9(投)ジェイソン・マーキー

トニー

嫌味の度が過ぎてる

オリックスファンより広島ファンの方が喜ぶという

ルナって中日に来たよな

ちょくちょく見慣れた名前あるんやな

シーボルとルナがいて草

モリーナおるやん

田口壮って言えばビリー・ワグナーのアレの印象強いわ

この頃から4番最強説崩壊しつつあったん?

左打者が軒並みランディ・ジョンソンとの対戦を拒否した結果
日本人初のMLB4番打者になった新庄

言うて出たら仕事はしてたからなぁ

前3人が強すぎて草

田口のすごいとこは日米ともにキャリアハイが変わらないとこ

ルナとシーボルおって草

プホルス敬遠田口勝負不可避

実際、4番に座った試合では打てたんか?

シーボルってあのシーボル?

こんな面白外人贔屓にいたら応援するわ

5番にもシーボルおって草

NHK「プーホールス」

メジャーでも成績が変わらない田口
メジャーでも背番号が変わらない新庄

モリーナこの頃からおったんや

シーボルって新井啄郎のやつ?

二宮:特に2年目の03年は開幕当日にマイナー降格を告げられました。あれはショックだったのでは?
田口:ショックでした。あの年はオープン戦でも結果を残していて、周りからも「メジャーに残留できる」と言われていましたからね。
ただ、セントルイスに戻る飛行機でロースターは25人なのに選手が26人搭乗したんです。“なんでやろうな。怪しいな”とは思っていたんですけど……。
二宮:降格を言い渡されたのは、当日、球場に到着してから?
田口:そうです。球場で着替えようとしたら、監督室へ呼ばれました。
「これを見てくれ」と監督からラインアップ表を渡されると、控えメンバーに右バッターが2人、左バッターが2人、スイッチヒッターが1人入っていて僕の名前がない。
「申し訳ないがバランスを考えた。オマエが入るとどうしてもバランスが悪くなる」と。
二宮:その説明で納得いきましたか?
田口:いやいや(苦笑)。“これだけ頑張った僕はどうなるんだ!”と思いましたよ。
でも、こればかりはいくら言っても仕方ない。お客さんが開幕戦で楽しそうに球場に詰めかける中、僕はバックを担いで球場を後にしました。

二宮:メジャーではよくある光景とはいえ、球場に到着してからの通告は辛かったでしょう?
田口:あの時は両親もわざわざ見に来ていて「いよいよ開幕や」と喜んでいたんです。だから余計に辛かった。
両親と嫁を車に乗せて5時間かけてマイナーに行きましたよ。後からGM補佐がやって来て、「大丈夫か!?」と慰めに来ましたけど、「大丈夫なわけないやろ!」とさすがに文句を言いましたから(苦笑)。
二宮:ショックから、すぐには立ち直れないでしょうね。
田口:全く気持ちが切り替わらなかったですね。キャンプであれだけ結果を残して、マイナーに落ちてしまうなら、“どうやったら生き残れるの?”という気分でした。
そんな日が2カ月くらい続いた時に、またGM補佐がマイナーにやってきた。「どうだ?」と声をかけられて、「あの精神的ショックはまだ癒えてないよ」と伝えたら、「そうか、でも頑張ってくれな」と告げて帰って行きました。
その時、ふと“アイツが来たってことは、オレはまだ見捨てられてへんな”と思ったんです。まだ芽があると感じてからは、気持ちを切り替えて頑張れるようになりました。

二宮:そんな悔しさも乗り越えて3年目の04年は109試合に出場し、メジャーに定着。チームもこの年から地区3連覇を果たします。
ポストシーズンゲームでも活躍していますが、やはり一番印象に残っているのは06年でしょう。まずパドレスとのディビジョンシリーズ。第3戦の8回に代打で登場すると、いきなりレフトへホームランを放ちました。
田口:対戦相手のスコット・ラインブリンクは相性のいいピッチャーでした。ただ、こちらもポストシーズンは全く打席に立っていない状態だったので、
“いくらなんでも打つのは大変やろな”と思いつつ、バットを振ったら入っちゃった(笑)。“やっぱり相性はあるんや”と初めて思いましたね。
二宮:そしてメッツとのリーグチャンピオンシップ第2戦では、最終回にクローザーのビリーワグナーが投じた158キロの速球を叩き、決勝ホームランを打ちました。
田口:あの時は、ちょっと神懸っていましたね。僕にとっては奇跡ですよ(笑)。ワグナーのボールは本当に速かった。
過去の対戦でもまったく打っていなかったんです(5打数0安打)。2ストライクと簡単に追い込まれてしまったので、なんとか粘って塁に出ようとした結果、うまくバットがいいタイミングで当たってくれました。

二宮:カージナルスはこのシリーズを4勝3敗で勝ち抜き、ワールドシリーズへ。ワールドシリーズではタイガースを4勝1敗で破り、田口さんも世界一の瞬間をレフトの守備位置で迎えました。
あのリーグチャンピオンシップでの値千金の一打があったからこそ、チームに勢いがついた。田口さんの勝負強さが光ったポストシーズンでした。
田口:ありがとうございます。僕自身は勝負強いという自覚はありませんが、追い込まれたほうが力を発揮するタイプですね(笑)。
二宮: あれだけの活躍をしても田口さんは常時スタメンで出られたわけではありませんでした。「レギュラーで使ってくれ」とはなかなか言いにくいものでしょうか。
田口:いや、常に監督室に行って「オレを出せ」と言っていましたよ。日本ではあり得ないことですが、メジャーでは、こういった自己主張は当たり前です。
監督室のドアが開いている時は選手が部屋に入って話をしても構わない。
二宮:ラルーサ監督からはどんな答えが返ってきたのですか?
田口:「分かった。調子がいいのは分かっているよ。ちゃんと使う場所は考えているから心配するな」と言われました。
監督にしてみると、僕は「ベンチに置いておくと便利」ということらしいです。代走も守備固めも代打もできる選手だと。
ただし、そうやって僕が話をすると、だいたい数日以内にスタメンで使ってくれる。選手のモチベーションを切らさない点でも起用法が巧みでしたね。

二宮:カージナルスでは2000年代の最強打者と言われるアルバート・プホルス(現ロサンゼルス・エンゼルス)とチームメイトでした。間近で感じた彼のすごさは?
田口:アルバートは対応力がすごいですね。目でとらえたボールをすぐに体で反応して打てる。
どんなピッチャーでも、打席に入って何球か見ると、「わかった」と球筋を見切ってしまうんです。
二宮:それはすごい能力ですね。
田口:ある時、彼が珍しく試合で三振が続いて、終わってから一緒にバッティングを練習したことがあるんです。
「変化球が打てない」ということで、彼はピンポン玉の出てくるマシーンでカーブを投げる設定にしてケージに入りました。当然、プラスチック製ですから、普通のボールよりも変化は大きい。
もう見たことないような軌道で変化するんです。それをアルバートは2球ほど見た後、3球目からはバコンバコン打ち始めました。一緒に練習した選手たちも「オレもやってみる」と言って打とうとするんですが、みんな最初は空振りでしたね。
僕もやってみましたけど、うまく当てられるようになるまで10球くらいかかりました(苦笑)。「こんな球、ちょっと見ただけでよく当てられるな」とビックリしましたよ。

あとはもうオリックスを優勝させるだけやし簡単やな

二宮:08年にはフィリーズへ。移籍1年目で2度目のワールドシリーズ制覇を経験します。
フィリーズを指揮していたのが日本でもプレーし、“赤鬼”の異名をとったチャーリー・マニエル監督です。マニエル監督はどんな指揮官ですか?
田口:ラルーサ監督とは対照的で、ほとんど細かい采配はなかったですね。この頃のフィリーズは戦力が揃っていたので、監督がいろいろやらなくてもレギュラーメンバーがきっちり働いてくれる。
だから監督のほうから動くケースが少なかったんです。
二宮:日本での経験も踏まえて細かい野球を取り入れているかと思いきや、そうでもなかったと?
田口:日本流を取り入れていたのは練習ですね。他と比べて練習量は多かった。早出特打もあって、監督からはよく「日本ではどのくらい練習するか、みんなに教えてくれ」と言われていました。
だからチームメイトには「日本では練習を死ぬほどやる。疲れてきた時に初めて体が動くんだよ」と話していましたね(笑)。

向こうは4番を日本ほど重く考えてないやろ

何でメジャーの4番がオリックスの二軍監督なんてやってるの?
罰ゲームやん

二宮:メジャーで8年間プレーして、日米の大きな違いとして印象に残っていることは何でしょう?
田口:最初、意外に感じたのは、日本以上にデータや映像の解析が徹底していることですね。
たとえば僕が1打席目を終えて戻ってくると、もうベンチ裏で、その打席の映像がチェックできるようになっています。編集も完了しているので、最後のボールだけを確認することも可能です。
二宮:日本でも映像解析は行っていますが、試合中はさすがに確認できませんからね。
田口:データにしても、各球団にはマニアのような専門家が何人もいるので、30球団全部の映像を記録してガチャガチャ、コンピュータに入力している。
だから過去の対戦成績だったり、配球だったり、必要なデータがあれば、映像も含めて何でも見せてくれます。
試合中にどんなピッチャーに代わっても、「データを見せてほしい」とお願いしたら瞬時に出してくれるんです。

二宮:日本のほうが野球は細かいと言われますが、この点ではメジャーがかなり先を行っているようですね。
田口:どの選手も、こういったデータを使って個人個人で研究をした上で、最終的に全体ミーティングをするんです。
それで「オレはこういうふうにしたら打てた」とか、「オレはこうやってアプローチしている」とか意見を出し合う。
二宮:日本だとバッティングコーチが対策を徹底して、“逆らったら罰金”というケースもありますが、メジャーの場合は?
田口:そこまで強制的ではないですね。もちろん、いいピッチャー相手の場合、対策はきちんと練りますが、結果を残しているバッターに関しては、そのまま打たせています。
そう考えると日本の野球は、とにかく細かいことにこだわります。大変緻密だけど、下手すると小さくまとまりすぎる危険性もはらんでいます。
もちろん体格やパワーの差を埋めて世界で勝つには、細かい野球を追求することは必要でしょう。ですから、その細やかさに迫力やダイナミックさが加われば、それはもう、最強ですよ。

田口:1、2年目は、まだ監督の信用を得られなかったですね。コミュニケーションも不足していて、田口という選手がどういうタイプなのかが理解されてなかったと思います。
メジャーは日本と違って“一生懸命やっていれば監督は見ていてくれる”という世界ではない。もっと監督と積極的に話をしてアピールすべきでしたね。
でも2年の間にメジャーに上がったり、マイナーに落ちたりを繰り返しているうちに、自分がどういう立場にいて、何をすべきかが見えてきた。それが3年目以降につながったと感じます。

ショート田口
ショート福留
ショート内川セカンド村田
ショートノリ
これが現実にあったんだよな

シーボルルナエルドレッドとかほぼカープやんけ!

エドモンズとか言うイチローとボンズを足して1.5くらいで割った選手すき